OASIS(オアシス)とは?

 

2024年8月27日に再結成が発表されて世界中で大きな話題となったバンド、OASIS(オアシス)

 

イギリスのロックバンドで、メインのソングライターでありギター・ボーカルである兄・ノエル・ギャラガーと、ボーカルの弟・リアム・ギャラガーを中心として1991年に結成され、1994年デビュー。そして2009年に解散していました。

 

その売り上げは世界で7000万枚を超えるとされ、2005年には「過去10年でイギリスで最も成功したバンド」として認定されています。

 

日本でも、ASIAN KUNG-FU GENERATION、[Alexandros]、Vaundy、羊文学など、影響を受けたと公言しているアーティストが多数います。

 

特に[Alexandros]のボーカルの川上洋平さんはオアシスのアルバム『「〈What’s the Story〉Morning Glory?」(モーニング・グローリー)』に関して「最初から最後まで完璧なアルバム。これを超えるアルバムを見たこともないし、聴いたこともない。これは『オアシスの中でも』というより『生涯の』ベスト1だと思います。」とし、「ビートルズの世代じゃないし、ストーンズの世代でもないから悔しいなっていうのはあるんですけど、やっぱり『オアシスの世代なんだな』っていうのを誇りに思う」とまで語っています。

 

また、当時から兄ノエルと弟リアムはかなり仲が悪く、兄弟喧嘩とお互いに繰り出す悪口は、もはや定番のネタというくらい話題になっていて、それが解散した原因とも言われており、それだけに今回の再結成はファンの間で驚きと喜びで溢れています。

 

 

おすすめ曲8選!

 

 

Don’t Look Back in Anger(ドント・ルック・バック・イン・アンガー)

 

 

兄のノエルがボーカルをとった1996年の曲で、代表曲のひとつです。2017年にイギリス・マンチェスターで自爆テロが起こった際、追悼集会の場で1人の女性がこの歌を歌い始め、その後集まった人々の間で自然と大合唱がはじまったというほど人気のある曲です。

また、映画化もされて話題の、藤本タツキさんの漫画『ルックバック』では、1ページ目のコマのに描かれた黒板の左上に「Don’t」と書かれていて、そして、最終ページ左下の本には「in anger」とあり、タイトルを含めて 繋ぎ合わせると「Don’t Look Back in Anger」になり、この曲へのオマージュも込められているのではないかとも言われています。

 

 

 

Morning Glory(モーニング・グローリー)

 

 

1995年の2ndアルバム『〈What’s the Story〉Morning Glory?』の表題曲です。疾走感あふれるギター・ロック・ナンバー。

 

 

 

Wonderwall(ワンダーウォール)


 

同じくアルバム『〈What’s the Story〉Morning Glory?』からのシングル。「自分を救ってくれる架空の友人」を歌った曲とされています。90年代の楽曲として初めてSpotifyで10億回再生を突破した、時代を超えたメガヒット曲でもあります。

 

 

Champagne Supernova(シャンペン・スーパーノヴァ)

 

 

[Alexandros]の川上洋平さんは、前の『Wonderwall』とこの曲を、「完璧なアルバムである『モーニング・グローリー』の中でもさらに完璧な曲」と絶賛しています。

 

 

Live Forever(リヴ・フォーエヴァー)

 

 

1994年に発表した初期の曲で、Oasisはこの曲で初めて全英チャートのトップ10にランクインしました。ギャラガー兄弟の母を称える歌であると同時に、オアシス登場以前に流行していたグランジ、オルタナティブ・ロックのネガティブさに対するカウンターとして「永遠に生きたい」ということを歌ったという曲です。

 

 

Whatever(ホワットエヴァー)

 

 

1994年リリースの楽曲で、日本ではソニー、アサヒ、ファミリーマート、トヨタ、大和証券など、CMにもよく使われていましたので、聴いたことがあるという人も多い曲かもしれません。

 

 

 

Stand by Me(スタンド・バイ・ミー)

 

 

1997年発表のシングル。ドラマチックかつスケールの大きさを感じさせる名曲です。

 

 

 Little By Little(リトル・バイ・リトル)

 

2002年リリースの兄ノエルがボーカルのバラード・ナンバーの名曲です。

 

 

参照