レコーディング・エンジニアとして活躍し、授業「レコーディングプラクティス」を担当する磯野直毅(いそのなおき)先生が、ミックスがかっこいい洋楽や邦楽をご紹介します。レコーディング・エンジニアやMIX師をやってみたい方は、ぜひ聴いてほしい曲です。
録音エンジニア目線でかっこいい曲
Radiohead – Airbag
レディオヘッド『エアバッグ』
イギリスのオルタナティブ・ロックの最重要バンド。
Mixのお手本のような作品です。全ての音が正しい位置に、正しいバランスで置かれているかのようなMixが楽しめます。
Muse – Uprising
ミューズ『アップ・ライジング』
イギリスの最強3ピースバンド。
僕の中の『上がる』曲No.1!!ペタペタしたキックとフワフワしたシンセ、ガリガリしたギターが最高に気持ち良いです。
The Prodigy – Spitfire
プロディジー『スピットファイア』
イギリスのエレクトロ・ロックの先駆バンド。
基本同じことを繰り返し続ける曲なのに、全く飽きさせない音色のアイディアが素晴らしいです。
こっこ『遺書。』
Cocco –Isho.
日本を代表する、オルタナティブ・ロック系の女性シンガーソングライター。
『静』と『動』、『混沌』と『静寂』など緩急のつけ方がお見事です!
終盤の盛り上がりからラストの『静』は鳥肌が立ちます。
サニーデイ・サービス 『ナウ』
Sunny Day Service – NOW
90年代を代表する日本のフォークロック・バンド。
僕の『お師匠様』に当たる方がMixを担当した作品です。
空間の大きなドラムサウンドは今でも憧れであり、目標です。
関連記事
ミューズモード音楽院 ミキシングクリエーター専攻
専修学校 専門課程 文化・教養分野 2年制 昼間部 単位制
レコーディング・MIX・マスタリング・PA・音響・MAが学べる