マスターコースは、例えるならば「大学院」にあたる上級コースで、専門学校(音楽専門課程2年)を卒業したのちに進むことができます。ミュージシャン/アーティストとして、独り立ちできるよう演奏能力をさらに伸ばす場として、1991年(平成4年)4月にスタートして以来、多くの修了生が音楽プロ活動しています。なお、マスターコースを修了すると、修了書が授与されます。
1、2年次のプレーヤー科/ボーカル専攻では「バンド・デビュー」を目標とし、マスターコース(3、4年次)ではプロ・ミュージシャン、プロ・ボーカリスト、プロ・アーティスト(作編曲家)としての自立を目標としています(バンド活動はもちろん奨励しています)。レッスンでは、ポップス、ロック系音楽のプロ活動で必要な基礎技術の習得を、徹底していきます。楽しく厳しい授業を行うのがマスターコースのモットーです。
基本的に、学生の個性や好みを尊重し、自主性を重んじる教育を行うと同時に、様々なジャンルにもチャレンジにしますので、幅広い音楽性を身につけることができます。
2017年「Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)2017」中学校の部課題曲「願いごとの持ち腐れ」(作詞 秋元康さん)が、AKB48 48枚目のシングルCDの表題曲に決定。発売日:2017年5月31日。
音楽大学ではクラシックを主に学んでいたのでポップスやジャズなどのジャンルも学んでみたいと思い、ポップスの学校を探していたところ、音大出身者ならミューズ音楽院を卒業していなくても入れるとのことだったので、マスターコースを選びました。
私はコンポーザーアレンジャーコースでしたが、作曲の授業はもちろん、自分の曲をマスターコース内でのバンドの授業で演奏できたことにより、自分の担当以外の楽器への造詣を深め、作曲に生かすことができました。また、キーボードとしてプレーヤーの授業に参加できたことも、音楽を肌で感じることができてとてもよかったです。
既に音楽を学んでいる方でも、たくさんの事を吸収できるコースだと思います。プロの先生方の演奏を聞くことはもちろん、プレーヤーコースは先生方と一緒に演奏できたり、コンポーザーコースは自分の曲を先生方に弾いて頂ける機会もあるので、とても良い経験になると思います。
ご存知のように、スポーツの名選手が名コーチとは限りません。それは音楽でも同じです。マスターコースの講師は、第一線で活躍するミュージシャンでありながら、10年以上の指導経験。ミューズで最も熟練した講師たちが情熱をもって指導します。また、講師間のコミュニケーションが円滑なため、学生一人ひとりをしっかり把握した上で指導します。学生との距離感も近いので、これまでの経験や音楽観を聞くことができ、あなたの音楽人生にとって大きなプラスとなります。
音楽と向き合い、より追求するために、高度なカリキュラムを用意。現場レベルでの技術力アップにつながるノウハウを、現役プロのコーチ陣が伝えていきます。
また、一人ひとりの将来の目標に合わせた「個別プロデュース」をおこなうことが特長で、マスターコースの在校生・修了生は優先的に仕事を紹介されるなど、ミュージシャンとしての仕事に直結しています。
ポップス・ロック音楽を教えることに関心があり、准教員資格を持つ学生を対象に、4年次の1年間にわたり「インストラクター養成研修」をおこなっています。
実際に教える経験を段階ごとに積んでいき、研修を修了した学生には、マスターコース修了式にて「アシスタント・インストラクター」に認定されます。
受講生がインストラクター役と生徒役となり、45分レッスンのロールプレイングをおこないます。
インストラクター役は、指導方法の確認をおこない、レッスン後には生徒役の受講生からの感想やアドバイスを受けて、よりよい指導に役立てます。
一方、生徒役は、自分の専攻ではない楽器やボーカル、作曲の実技レッスンを受けることにより、初心者として音楽(楽器)を学ぶことを体感して理解を深めます。
ミューズ音楽院1・2年次通常授業やスクールのバンド体感レッスンに、アシスタント兼プレーヤーとして参加し、実際の教える現場をよりリアルに体感します。
研修の総仕上げとして、ミューズ音楽院1・2年次生や提携校に対して、アンサンブル授業をおこないます。
2016年1月現在
西野カナ『This Is Love』(作曲)『This Is How We Do It』(作曲/ギター/コーラス)、NMB48『Good-bye, Guitar』、AKB48『Conveyor』(作曲)、StarS『今ここにいること』(作曲)、名倉七海1stアルバム『こうき心』(サウンドプロデュース)等を担当。
2016年、“SEIJI”名義でアーティスト活動も開始。
BABYMETAL『イジメ、ダメ、ゼッタイ』(作曲)、アフェリア・サーガ『セピア』(作曲)、突然段ボロイド『信じた楽しみ』『心の棘が無くなる時』(編曲)、サイモンガール☆ファンガールfeat.GUMI『過ぎてゆく季節の中で』『日米ホネホネロックンローラーショー』編曲等を担当。
ギタリストとして、韓流アーティストのチョ・ヒョヌ等のライブ・サポートも担当している。
SKE48『パレオはエメラルド』、白石涼子『逢いたいシ・ル・シ』、AKB48『あの頃のスニーカー』、SKE48『僕らの風』、NMB48『オーマイガー!』、AAA『HANDs』、Not yet『ひらひら』等、多数、作曲を担当している。
ロックバンド“T.S.R.T.S”にてワーナー・ミュージック・ジャパンよりメジャー・デビュー。実写映画版『パラダイス・キス』の主題歌であるYUIの『HELLO 〜Paradise Kiss〜』のミュージック・ビデオやミュージックステーション出演などのテレビプロモ-ションにも参加。
ドラマーとして、LITTLE BY LITTLE、Gueen、速水けんたろう、イ・ドンゴン、石井杏奈、牧野ゆい等のレコーディングやライブに参加。
編曲家として、まなみのりさ『BLISTER』等を担当。
人気ロックバンド“SCARECROW(スケアクロウ)”のメンバーとして、LIVE活動/CD/DVDリリース。
ギターリストとして、カントリー/ロック/ポップス等多ジャンルで、活動中。
人気ロックバンド“CROWNSHOP”メンバー。2009年HOTLINE2009 JAPANファイナル優秀賞を受賞。2010年には1ST DVD『LIVE TOUR SPLASH!!! FINAL』をリリース。
チャン・ドンゴン『2009 Jang Dong Gun's Story』(パシフィコ横浜国立大ホール)のバンドメンバー、メインギターリスト兼コーラスとして参加。
2009年7月、Scott Latham(dr)プロデュースによるAndy Wulf(sax)、日野JINO賢二(b)をメンバーとする「Funk Jamsession」に参加。
松任谷由実(ユーミン)のバックコーラスとして、長年にわたって活躍中。
“サガユウキ”として、コロンビア・ミュージック・エンターテイメント所属のシンガーソングライターとして、楽曲配信/CDリリース等、活躍中。
マスターコース修了後、バークレー音楽院へ留学。人気ジャズ・サックス奏者グレッグ・オスビーのアルバムにピアニストとして参加。ニューヨーク在住。
セッション・ベーシスト/インストラクターとして活躍。チャン・ドンゴン『2009 Jang Dong Gun's Story』(パシフィコ横浜国立大ホール)のバンドメンバーや、『アニメ 冬のソナタ 放送記念イベント』(日本武道館)でのサポートメンバーも務めている。
セッション・ベーシスト/インストラクターとして活躍中。中島美嘉等のサポートミュージシャンを経て、現在、“大事MANブラザース”のメンバーとしても活動中。
セッション・ベーシスト/インストラクターとして活躍中。長年にわたって“寺内タケシ&ブルージーンズ”のレギュラー・ベーシストとしても活動中。
セッション・ドラマー/インストラクターとして活躍中。パパイヤ鈴木/雅—MIYABI等、様々なアーティストのサポートミュージシャンとして活動中。
幼い頃から大好きだった音楽、ずっと感覚だけでやっていた音楽、適当のままで終わらせてはならないと思いミューズへ進学しました。
ミューズの特徴でもある「少人数制」がとてもメリットであり、音楽の基礎理論から実践までとことん教わることができました。なんと言ってもマスターに入ったことは私にとって、とても刺激のある最高な修行の場でした。先生方もプロで活躍されている方ばかりなので、その中でありとあらゆる知識やテクニックをたくさん吸収出来たと思います。
バンドの授業では全くジャンルの統一性の無いメンバーと組むのに少し不安もありましたが、その中で自分がまだ知らなかったジャンルに触れることや、もちろん自分に合ったジャンルに出会えることが出来ました。そして音楽以外にも私がとても苦手だった「コミュニケーション能力」が身に付いたことも一つの収穫です。このバンドの授業があることによって最高なミューズライフが送れたと思います。
様々なジャンル好きな友達と出会えたこと、ミューズで学んだたくさんのこと、身についたスキル、これら全てを今後に活かしていきたいと思います。
2016年2月現在
私はミューズ音楽院で音楽を学び、最も大きい収穫となったことは「アンサンブル力」が向上したことです。
このアンサンブル力というのは、バンドのグルーヴであったり、音量バランス、状況に応じたフレーズやパターンの選択等々を含めたものだと私は思っています。
マスターコースではミュージックNOWという、マスターコースの学生同士でバンドを組み、リハーサルを重ね、最終的にはレコーディングとライブをするに至る授業があります。
授業では講師の方々がローテーションでリハーサルの様子を見に来て、楽曲のアレンジについてや、歌と楽器のバランス、各楽器の音色や奏法について等、様々なアドバイスをして頂けます。
いくつもの現場を経験しているミュージシャンからのアドバイス、驚きの発見の連続です。
この授業はこうして講師の方々が私達と同じように楽曲に向き合ってくれる本当に有意義な時間です。
ここで学ぶことは後々の現場での仕事に直結する、役立つものばかりです。
そして何より、この授業を通して出会える素敵な仲間や音楽があります。
このような環境で音楽が出来たことがとても価値のあることだったと私は思います。
ミューズ音楽院へ入学して本当に良かったです。
2016年2月現在
マスターコースを考えてる皆様へ
こんにちはベース専攻の井口です。マスターコースの魅力は何よりもコミュニケーションのとりやすい環境です。学生との距離だけでなく先生方との距離も近いため気軽に様々な相談ができます。音楽の事はもちろんどんな事でも相談してみてください!きっと親身になって聞いてくれると思います。
そしてマスターコースはアンサンブルの授業が非常に多く音作りやリズムの出し方などバンドとして必要な事が自然と身に付いていく事がとてもタメになったと思います。なので「間違えずに演奏してるのになにかが違う」と思っている人は新たな発見が出来るのですごくいい環境だと思います。
なおプロの現場を意識した授業も多くなり「こんな場面ではこうする」という先生方が普段プロの現場で意識してる点なども教えてくれるので一つ一つの授業がとても身になります。
このような毎日刺激的な授業の中でたくさんの仲間と演奏できた事はマスターコースに来て良かったと思います。
2016年2月現在
ミューズ生はもちろん、外部からの方も歓迎しています。
入学金 | ¥250,000 | |
---|---|---|
学費 | 授業料 | ¥550,000 |
実習費 | ¥200,000 | |
設備費 | ¥150,000 | |
維持費 | ¥200,000 | |
¥1,350,000 |
学費 | 授業料 | ¥550,000 |
---|---|---|
実習費 | ¥200,000 | |
設備費 | ¥150,000 | |
維持費 | ¥200,000 | |
¥1,100,000 |
入学金 | 無し | |
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学費 | 授業料 | ¥550,000 |
実習費 | ¥200,000 | |
設備費 | ¥150,000 | |
維持費 | ¥200,000 | |
¥1,100,000 |
学費 | 授業料 | ¥550,000 |
---|---|---|
実習費 | ¥200,000 | |
設備費 | ¥150,000 | |
維持費 | ¥200,000 | |
¥1,100,000 |
はい。学生証が発行されるほか、在学中は学生割引が適用されます。また、所定のカリキュラムを終えて単位を取得すると、修了書が授与されます。
もちろん、問題なく受講できるように時間割を設定していますので、お気軽にご相談ください。
入学説明会にてマスターコース願書を配布します。2年次にマスターコース額書を提出しますと、1次オーディションは免除となり、教育部より入学オーディション日時についてご連絡します。校内掲示板で説明会や入学オーディションのお知らせをしますので、見落とさないようにしてください。
入学説明会にてマスターコース願書を配布します。出願後、入学1次オーディションとして、プロフィールとオリジナル曲2曲を提出していただきます。2次オーディションでは、実際に演奏していただき、合否を発表します。
マスターコースは、入学前から講師と2人3脚で将来のキャリア・プランを考えていきます。
興味をお持ちの方は、まずご連絡ください。