⚫︎Cupid’s dead /Extreme
ほぼ全編E7(#9)及びEマイナーペンタトニックスケールを中心としたギターとのユニゾンフレーズで出来ており、
ポリリズムを含んでも常に4/4で進行している事を確認しながら聴けると良いです。
(原曲は半音下げチューニング)
●What’s going on /Marvin Gaye
伝説のベーシスト、ジェームス・ジェマーソンの代表曲。
循環進行と2拍目裏裏の16分音符をタイで繋いだ同じグルーヴ内でのフレーズのバリエーションは絶品。
⚫︎Million Secrets Of Jazz /ORIGINAL LOVE
個人的にウォーキングベースの理想。
Jazzに抵抗のあるプレイヤーにも参考になると思います。(自分がそうでした。)
この曲の他にも小松秀行氏のグルーヴィかつPOPかつタダじゃ済まないベースが堪能出来るアルバム『Sunny side of original love』自体オススメです。
●Donna Lee /Jaco Pastorius
目が点になりたい人向け。
但し演奏の勉強をしたいならば、
スタートの拍の把握がほぼ不可能なこれを聴くだけでは混乱を招くので、
(メロディは1小節目3拍目頭からスタートしていて、曲全体は32小節単位の自然な進行)
コード譜と照らし合わせながらバッキングコードのあるジャコ以外の演奏を聴いて、メロディのリズムを把握してから再度聴くと良いです。
●No New York /BOØWY
コピーして弾くだけならば難易度は最上級の初心者向けですが、
難題であるジャズやR&Bとロックの相反するニュアンスを両方身につけると言う事をテーマにした時に、
カッコ良い8ビートを弾きたければ松井常松氏のライブ演奏を聴くのが良いと思います。
ほぼ全てダウンピッキングで弾ききる、これぞロックという”ゆるみの無い”8ビートを聴き(弾き)慣れる事よって、
2フィンガーやオルタネイトで弾いた時のニュアンスにも生きてきます。
【スラップ曲のおすすめ!】
ロックならRed Hot Chili Peppers。
フュージョン、ファンクならマーカス・ミラーやラリー・グラハム。
その他超絶技巧ならヴィクター・ウッテンなどから聴いてみて下さい。