ミュージックビデオは様々なコンセプトで撮影されますが、多くは歌詞やアーティストの思想などを反映させたものが多いです。
今回は「犬」が出演するミュージックビデオを紹介。
動物が出て来るミュージックビデオってたくさんあるのですが、ワンちゃんはバラード、スローテンポな感動ものが多い気がします。
ネコちゃんなんかは自由、気まま、のんびりな作品が多いかも。
ほんわかと過ごしたい時、心に感動が足りない時に、犬MVを見てほしいワン!
『レオ』優里
優里さんが愛犬の死を受けて書き下ろしたバラード。
MV監督酒井麻衣さんは「大切な家族のお話。近くにいればいるほどに、一緒にいればいるほどに、当たり前に感じてしまう事があると思います。失ってしまってから、想いを馳せる切なさを、この歌が救ってくれた気がします。今、この瞬間を大切にしようと、そんな想いを込めて、素直に歌に思い出をのせました。」と語っています。
『Waiting For Love (Lyric Video)』Avicii
TikTokでも有名になったこの曲。
アニメーションリリックビデオになるのですが、これ泣かない人いない。
小さな頃から一緒に育った家族。
いつだってどこだって駆けつけます。
『White Knuckles』OK Go
面白いMVといったらOK GOなのですが、今回ばかりは苦戦したもよう。
このOK GOのオフィシャルチャンネルにこのMVのメイキングあるのですが、もう大変そう 笑
124回挑戦して、一番出来の良かった72回目が採用されました。
ムービーの最後には米国動物愛護協会へのサポートを呼び掛けるメッセージがあるところもgood!
『Her Favorite Song』Mayer Hawthorne
このMVは犬と人間の境がなくなってます。
バンドメンバーが全員ワンちゃん。
ちょっと動きがカタイのですが、曲もスローテンポなのでゆるく観れます。
『あんしん 』YONA YONA WEEKENDERS
メロコア・パンク出身の4人組バンド。
11月1日の犬の日に公開されたこのMV。
犬の飼育員に扮したボーカルの磯野くんがいろんな犬種を引き連れ遊びます。
楽しそう!
『Osanpo』SOCKS & DJ RYOW
Instagramのリールでも多数使用されているSOCKS & DJ RYOW名義の楽曲「Osanpo」。
ヒップホップ界の二大愛犬家、DJ RYOWさんとラッパーのSOCKSさんの犬大好きMV。
音と画がミスマッチと思いきやすごく優しく、歌詞もグッとくる必見のMV。
『Wish You The Best』Lewis Capaldi
郵便配達員のおじいさんと一緒に手紙の配達をしていたわんちゃん。
時の流れに逆らえず、おじいさんは亡くなり、取り残されてしまう。
その姿を見た若かりし郵便配達員が同じように生活していく、号泣もののストーリー。
『Happier』Marshmello ft. Bastille
小さな少女の誕生日に贈られるリボン。なんだろうと思っていると、プレゼントは子犬。その首輪のリボンだった。
一緒に成長し、やがて別れが訪れる。
少女も大人になって、自分の娘に同じようにリボンをプレゼントするという人生ループもの。
ワンちゃんものは常に号泣。
『Wait Up (Boots of Danger)』Tokyo Police Club
カナダの4人組ロックバンド。
バンド名は「online Band Name Generator」で自動生成されたネームを採用しているので、全然東京とか日本とか関係ないです。
『コトバの花束』海蔵亮太
2019年に第61回 日本レコード大賞新人賞に選ばれた海蔵亮太さん。
写真と動画の構成になっているのですが、これがまたうまくできてます。
犬が家族で、そして一緒に成長していく姿はやはり感動します。
最後に
わんちゃん含め、動物が出演するMVはとても大変です!
まず、大量の食料が必要であること。
そしてテイクを重ねられる時間があること。
何よりスタッフ・アーティストが忍耐強くなければ成立しません。
感動的なもの、楽しいもの、かわいいものなど、たくさんのMVがありますが、裏側では動物も人間も大変な手間を掛けて撮影しているのですね。
しかし、どのMVも動物の負担を考え、コーディネーターやトレーナーがしっかり管理しているので、安心してご覧ください。
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